老化

さて、ここからは具体的な老化に関する話しをしていきたい。

 

そもそも、人はなぜ老化してしまうのか?

 

それは人体を構成している細胞が加齢により劣化していくことに他ならない。

 

人間の身体は細胞で出来ているのだが、

人の細胞は最初は1個だけだった、お母さんの卵子であり、卵子は細胞一つ。

 

そこから、猛烈なスピードで細胞分裂を繰り返して受精卵は人になる。最終的に、ひとは約60兆個の細胞で構成される。

細胞は50回ほど分裂することになる。

 

20歳くらいで身体は出来上がり成長(分裂)は止まる(身長が止まる)。ただ、怪我して身体が損傷すると、修復するために、また分裂する。

 


加齢により細胞分裂のスピードは遅くなる、新陳代謝が低下して筋肉痛が2日後に来たり、前日の酒が抜けなかったり、怪我が治りにくい現象だったり。

 

細胞分裂が止まる、つまりそれは生涯寿命を迎えるということ。

 

例外的に加齢しても細胞分裂を活発に繰り返すものもある。これが「癌細胞」であり、正常な細胞を侵していく。